月齢別の特徴

生後8ヵ月の赤ちゃんの生活リズムは?理想の生活リズムと夜泣き対策をご紹介!

生後8ヵ月月頃にもなると、赤ちゃんのいる生活に少し慣れてきた頃合いではないでしょうか。

しかし、この頃の赤ちゃんは活動が活発になるだけでなく、食事量や生活リズムに変化が訪れる時期でもあり、今までとは別の悩みが出てきますよね。

さらに、夜泣きを始める赤ちゃんもいるため、パパやママは頭を悩ませることが多くなります。

そこで、今回の記事では一般的な生後8ヵ月の赤ちゃんの生活リズムや身体的特徴、さらに夜泣き対策について紹介したいと思います。

この時期の赤ちゃんの一般的な特徴や生活リズムを知ることで、赤ちゃんにとってもパパママにとっても過ごしやすい生活が出来るようになります。

また、多くの方が悩む夜泣きの原因について知れば対策も立てやすくなります。

子育てにお悩みの方は、是非この記事を参考になさって下さいね。

生後8ヵ月の赤ちゃんの特徴、生活リズム

この時期の赤ちゃんは、活動範囲が広がりだすことと、生活リズムに変化が出てくることの2点にポイントがあります。

まず、生後8ヵ月の赤ちゃんに見られる特徴は次の三つです。

①おすわりが出来るようになる
②ハイハイやずり這いするようになる
③手の使い方が発達する、手を伸ばして掴むようになる。

勿論、これらは個人差がありますので検診で問題なければ出来なくてもあまり気にすることはありません。

しかし、これら3つに共通して言えることは、今まで寝転がっていただけの赤ちゃんが、わずかながら自分で移動するようになるということです。

そのため、今までは気にしていなかった危険が、家庭で見られるようになります。

例えば、ハイハイすることによって段差から転落したり、机の角に頭をぶつける場合があります。

また、手の動きが発達し、手を伸ばして物をつかむようになるので誤飲の危険があります。
ですので、各家庭ではそれらの対策が必要になってきます。

二つ目のポイントは、生活リズムに変化が見られる点です。

今まで3時間毎に飲んでいたミルクや母乳の間隔が少しずつ開いてきます。

生後8ヵ月ですと、4時間毎の間隔が一般的です。

また、離乳食も1日2回食べるようになり、量やとろみ具合、さらには食事出来る種類も増えてきます。

睡眠も一日11~13時間程度取るようになり、夜中でも3時間おきに目が覚めていたのが8時間寝続ける赤ちゃんも多く見られるようになります。

生後8ヵ月の赤ちゃんの夜泣きの原因

夜泣きの主な原因はハッキリと解明されていませんが、睡眠が上手くできないことが深くかかわっているとされています。

この睡眠が上手に出来ない原因ですが、次の2つが考えられます。

①睡眠と覚醒が上手く切り替えることが出来ないから

②脳の急速な発達に処理が追いつかないから

睡眠と覚醒が上手く切り替えることが出来ないから

生後8ヵ月の赤ちゃんは、徐々にまとまった睡眠が出来るようになり、朝と夜の生活リズムが大人に近づいていく時期でもあります。

しかし、この切り替えがスムーズにいかない赤ちゃんは、もっと寝たいのに起きてしまったりして不快に感じてしまいます。このことが夜泣きを引き起こしてしますのです。

脳の急速な発達に処理が追いつかないから

生後8ヵ月の赤ちゃんはハイハイをしだしたりと、活動範囲が広がってきます。

また、手で物をつかみだしたりと好奇心も旺盛になり、起きている間は脳に様々な刺激が加わり、急速に発達していきます。

しかし、その急速な発達や情報量に対して、赤ちゃんの脳は処理しきれなくなってしまい、それが睡眠不足を引き起こして夜泣きになってしまうのです。

生後8ヵ月の赤ちゃんの夜泣きの対策

以上2点が生後8ヵ月の主な夜泣きの原因とされていますが、対策はどのようにしたら良いのでしょうか?

これは、赤ちゃんそれぞれで対策が変わってしまうので、これさえすれば大丈夫、という対策はないですが、要は赤ちゃんが安心して眠ることが出来るようにしてあげれば良いのです。

いくつかの対策を紹介します。

①抱っこで寝かしつける。
②ミルクを飲ませる。
③オムツの確認や、体温調節出来ているか確認する。
④一度起こして、落ち着いてからもう一度寝かせてみる。

この中でどれか一つだけで眠る赤ちゃんもいれば、組み合わせないといけない赤ちゃん、全部ダメという赤ちゃんもいます。

生後8ヵ月になれば、パパママも赤ちゃんの好みが分かってきていると思いますので、色々試してみてください。

一つ大事なことを加えるなら、夜泣きはごく普通のことであり、大泣きしているからといってすぐさま心配するようなことでもありません。

かといって、夜中に大泣きしていれば赤ちゃんも可哀相と思ってしまいますし、パパママも疲れてしまいますよね。

夜泣きは仕方ない、くらいの気持ちで気長に寝かしつけてあげるくらいが丁度良いかもしれません。

生後8ヵ月の赤ちゃんの生活リズム まとめ

今回の記事内容をまとめると、次の通りです。

①生後8ヵ月の赤ちゃんはおすわりなど活動範囲が広まってくる。また、朝と夜の生活リズムが整い、睡眠時間のリズムも大人に近づき始めてくる。

②夜泣きの原因や対策は明確なものはないが、上手く睡眠出来ないことが原因であることが多いので、赤ちゃんが快適に寝れるような方法を色々試してみる。

夜泣きはどの赤ちゃんにも起こりえることなので、過度に心配せずに気長に向き合いましょう。

また、対策は赤ちゃんによってバラバラなので、この記事に書いてあることも含めて色々試してみると良いでしょう。