月齢別の特徴

生後7ヵ月の赤ちゃんの離乳食はどうする?生活リズムやポイントをご紹介

離乳食デビューが終わり、赤ちゃんも少し慣れてきた頃が大体生後7ヵ月くらいだと思います。
個人差はあれど、ゴックン期初期を終え、そろそろ次のステップに進もうと考えているパパやママが多いのではないでしょうか。

しかし、まだまだ歯も生えていない赤ちゃんも多く、何をどれくらい食べさせてあげて良いのか迷う方もいますよね。

そこで、今回は生後7ヵ月の赤ちゃんの離乳食について、おススメの食べさせ方や食材についてついてご紹介致します。

この時期に悩みがちな生活リズムなどについてもご紹介しますので、なかなか寝かしつけができなかったり、悩んでいる方のお役に立てば幸いです。

一般的な赤ちゃんの食事もまとめてみました。

こちらを見れば何をどれくらい食べさせて良いか分かりますので、こちらも参考にしてくださいね。

生後7ヵ月の赤ちゃんの特徴、生活リズム

まず、この時期の一般的な赤ちゃんの特徴や生活リズムについて説明致します。
身体的な特徴は以下の通りです。

男の子 
身長:65.0~73.6㎝ 体重:6.73~9.87㎏

女の子
身長:63.1~71.9㎝ 体重:6.32~9.37㎏

※ 参照URL https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/1256

また、この頃の赤ちゃんには、

①おすわりが出来るようになってくる

②手の動きが発達してくる

③ずりばいやハイハイを始める赤ちゃんもいる

という具合に、活動範囲が広がり始めます。

睡眠時間は11時間前後あり、夜にまとまって眠る子も見られますが、同時に夜泣きが出てくる時期でもあります。
ミルクや母乳は4時間に1回くらいになり、一度に150~200ml程度飲むようになります。

生後7ヵ月の赤ちゃんの離乳食のポイント

生後7ヵ月の赤ちゃんの離乳食のポイントは以下の2つです。

1日2回のリズムを覚えさせること

離乳食の食品の種類を増やすこと

1日2回のリズムを覚えさせること

離乳食デビューから少し慣れてきたら、いよいよ1日2回にしていきます。

最終的には量を増やしていきますが、2回目の食事は量を食べない子がほとんどです。

ですので2回目の食事量は初回の3分の1程度に減らしても大丈夫です。

まずは1日2回のリズムに身体を慣らすことから始めましょう。

時間帯も毎日同じ時間にしてあげます。

赤ちゃんや家庭の事情もありますが、午前中に1回と午後6時くらいに1回のリズムが望ましいでしょう。

パパやママの食事前にあげると、赤ちゃんもリズムが覚えやすいかもしれません。

離乳食の食品の種類を増やすこと

次に、離乳食の食品の種類の増やし方や食べさせ方についてです。

この時期はまだゴックン期の赤ちゃんがほとんどですので、基本的には舌で潰せる程度のごく柔らかいものが好ましいです。

早い子であれば、下の歯が生えていますが舌を使ってすりつぶしながら食べる子がほとんどだからです。

目安としては、豆腐程度の固さを参考にして下さい。

ご紹介する食材以外にも食べることが出来る食材は増えていますので、赤ちゃんの様子を見ながら無理のない範囲で食材を増やしていきましょう。

但し、新しい食材を試す時は万が一アレルギー症状などが出ても、すぐに病院に行けるように、午前中を選ぶようにしましょう。

おススメの食材は次の通りです。

①おかゆ

5倍から10倍がゆくらいのとろみで大丈夫です。

50~80g程度が好ましいでしょう。

味が薄いと食べない赤ちゃんもいるので、ダシ風味や他の食材と混ぜても良いでしょう。

②さかな

白身魚がおススメです。

この時期に必要なたんぱく質を摂取できる上、低脂肪なので非常に栄養価が高いです。

また、赤身魚ではなく白身魚をおススメする理由はアレルギー成分の少なさが挙げられます。

最初はカレイ、ヒラメ、鯛などがおススメです。

細かい骨が含まれているので、細かくほぐす作業はしっかりと行ってください。

③野菜

人参や緑の野菜もおススメです。

茹でた上で細かく潰してとろみが出るようにしてあげましょう。

ほうれん草は貴重な鉄分を多く含んでいるのでおススメです。

調理の際は茹でた後にすり潰してとろとろにしてください。

野菜単体だと嫌がる赤ちゃんもいますので、おかゆなど他の食材に混ぜても良いです。

④大豆製品

たんぱく質が多く含まれています。

最初は柔らかい豆腐やおかゆに混ぜることが出来る黄な粉がおススメです。

特にきな粉は単体では食べにくいので、何かにかけて食べさせましょう。

バナナをつぶしてかけても良いです。

生後7ヵ月の赤ちゃんの離乳食はどうする? まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

①生後7か月の赤ちゃんは手の動きが活発になり、おすわりやずりばいなどするようになるため活動範囲が広がってくる。

②この時期の離乳食は1日2回、時間を決めて行う。また、食材の種類も増やして良いが午前中など病院の空いている時間帯を選ぶ。

最初は離乳食の量を無理に増やす必要はありませんので、2回目の量を減らすなどして調整しましょう。

あくまで1日2回のリズムを覚えさせることがポイントです。

また、食材の量も様子を見ながら増やしていきます。

特に、アレルギーが出やすい食材は慎重にあげるようにしてください。

初めてあげる食材はスプーン1杯だけにして、問題なければ次から量を増やすやり方がおススメです。

赤ちゃんには個性や個人差がありますし、家庭の事情もありますので無理のない範囲で離乳食を進めて下さいね。