子供の偏食に悩んでいませんか?
お子さんの偏食に悩んでいるママさんに体験談を混じえた
対処法をご紹介させていただきます!
偏食転じて笑顔になる方法とは?
友人の子供は3歳頃から偏食がちになりました。
決まったものしか食べない、野菜は受け付けないなど、初めての育児でしたので、母親である友人の方もめっぽう悩みのタネでした。
入園後、生活にもなれ、行動範囲も増えてきたから、自ずと食事の量も増えるかなと見守っておりましたが、なかなか摂取量に変化がなく、それどころか、糖質はお菓子で補うような日々が続きました。
幼稚園での給食も、食べてるのか食べてないのか気になりまして、担任様にお聞きしたところ、綺麗に食べていますとのことでした。拍子抜けしたことを覚えています。しかしながら、相変わらず自宅では、偏食傾向は変わりませんでした。
専門家や先輩ママの意見を参考にしよう
偏食をしていると栄養学的に、必要な栄養素がバランスよくとれないゆえの、発育不足の懸念を友人は感じていたようです。
モリモリ食べるお子さんは、やはり、体格も良く、ダイナミックな動きをされるように感じられ、発声も声量があり、元気という印象です。
食べているものに違いがあるのですから、当然だという母親としての漠然とした不安や焦りを感じました。
友人が努力して工夫して調理しても、インスタントラーメンの食いつきの方が良い時は落ち込みました。
周りの他のお母さんのお話を聞きました。聞けば聞くほど、うちも偏食、お菓子ばっかり、何にも食べてくれない、すぐお腹いっぱいになってしまう、等々の同じ悩みを持つ方ばかりでした。
見た目的にはガッチリしていて、何の問題もなさそうな健康優良児であろうお子様でも、家での様子を聞かせてもらっては、我が子と同じ、その気持ち分かるというものばかりでした。
ダメな時は何をしてもダメよ、という先輩ママの一言によって全ての努力を一旦やめることにしました。
好きなものを食べさせる
好きなものを自由に食べさせようと決めてからは、あまり神経質にならないようにしました。
生きているのだから大丈夫、というほどに、おおらかに構えました。
栄養不足は気になるものの、元気いっぱいでありますし、好きなお菓子を笑顔で食べてくれているので良しとしました。デメリットといえば、特にないのが本当のところでした。
お菓子ばかり与えてと、通りすがりのおばさまに、怪訝な顔をされることぐらいでしょうか、それくらいのことでした。
ガミガミと食生活についてしかることが減りました。ママ、おかしたべてもいいの?と、子供からお伺いをたてるようになりました。
今までは、押さえつけていたために、もっと頂戴、まだ食べたいの攻防戦でしたが、歯止めが効くらしく、もうこれでいいや、お菓子は、というようになりました。
友人の方も、気持ちが楽になった分、他の我が子の良い面を伸ばしてあげようと思うように心境が変わってきました。食べ方が少ないだけで、ひょろっとしているだけで、この子はこの子なりの成長をしていると認めてあげられるようになりました。
まとめ
いかがでしたか?
まずは、子供を解放してあげるのがいいのではないでしょうか。
生きていれば、とりあえず大丈夫なのです。
医学的にも栄養学的にも、ダメな母親かもしれませんが、無理やり口に押し込んでは、虐待ですし、かわいそうです。
いじめるように食べさせた結果、体は大きく育ったとしても、食育や、美味しさ、楽しさといった観点から見たらどうなのでしょうか。
幼い頃の記憶は、恐ろしいものがあります。後に、摂食障害などという、強迫観念にも繋がりかねないほど、食生活というものは密接に人間形成に関わっています。
どうか、お子様の楽しい食の時間を大切にしてあげてほしいと思います。