気がついたら赤ちゃんの頭の形が歪んで、いびつな形になっていた。
赤ちゃんの頭の形が歪まないように、気をつけたい。
そんな風にお悩みではありませんか?
周りを見るとまんまるの整った頭の子も沢山いるのになぜ私の子だけ?と心配になるママもいるのではないでしょうか。
できれば頭の形は歪まず、整ったキレイな頭の形にしてあげたいですよね。
私の息子も生後2ヶ月目の時に頭が歪んでいることに気づき、とても慌てました。
そこで今回は赤ちゃんの頭の形を良くしたい、歪まないように整え方を知りたいという方のためにその原因や、対処法、おすすめのグッズを紹介します。
赤ちゃんの頭の形がいびつになる原因は?
赤ちゃんは産まれたばかりの頃、自分で頭を動かしづらい時期なので、ママが気をつけてあげないと同じ方向ばかり向いてしまいます。
同じ方向ばかり向いて寝る癖をつけてしまうと、向き癖がついてしまい、
ある一方の頭の後ろばかりが圧迫され、頭が歪んでしまう原因になります。
また、出産時に出てきやすいように頭蓋骨が柔らかくなっているため、非常に形が変わりやすい状態になっています。
この頭の柔らかい状態がなくなるまで、「大泉門」と呼ばれる頭蓋骨の頭頂部分が塞がるくらい発達するまでは頭の形が変わりやすいので注意が必要です。
まずは頭蓋骨の柔らかい状態が落ち着くまでは、赤ちゃんに向き癖がついてしまうことがないよう、日常生活の中から気をつけてあげるようにしましょう。
赤ちゃんの頭の形はいつから整えればいい?
赤ちゃんの頭の形は産まれてすぐから、気をつけて上げましょう。
月齢が浅ければ浅いほど、頭の形は変化しやすくなっています。
できるだけ寝る時は毎回別の方向に向かせるようにしましょう。
また、ベッドに寝ている時間を短くするのも改善には大いに役に立ちます。
沢山抱っこしてあげて、スキンシップをとるとともに、
頭の形が歪むのを予防するのもおすすめです。
その他、向き癖を予防する枕なども販売されています。
こういったものを活用した上で、向き癖に注意をすれば、頭の形も自然と良くなってきますよ。
赤ちゃんの頭「大泉門」はいつ塞がる?
「大泉門」は髪の生え際の少し上にある頭蓋骨の隙間の柔らかい部分のことを言います。大泉門は産まれたあと徐々に小さくなり、1歳半頃には触ってもわからないほど小さくなります。
完全に塞がるのは2歳頃と言われています。
塞がるまでは頭の形は変化する可能性があるので注意が必要です。
塞がる時期にはある程度個人差がありますが、2歳頃までには頭蓋骨の発達具合によって、ある程度頭の形は綺麗になっていきますので、そこまで悲観されないでくださいね。
赤ちゃんの頭の形の矯正方法・治し方
もうすでに頭の形が歪んで、歪な形になってしまっている。
そんな場合でもお子さんの月齢によってはまだまだ矯正することは可能です。
赤ちゃんの頭蓋骨は6ヶ月頃までは矯正しやすく、ご自宅でも治していくことができます。
まずは絶壁や歪んでしまっている部分がずっとベッドに接することがないように、赤ちゃんの寝る向きを工夫するようにしましょう。
すでに向き癖がついている場合には背中に丸めたタオルを当てたり、
頭を整えたい方を上にして横向きに寝かせると、ベッドに接していない頭の部分が綺麗に整ってきます。
私の息子も大きく歪んできていたので、横向きに寝かせていました。
後ろから見ても歪んでいることがわかるほどでした
ただ、向き癖がついていると夜中に動いてしまい、いつもの向きになってしまうことが多いので、根気よく向きを治してあげるようにしましょう。
赤ちゃんの頭の形外来について:体験談
私が息子の頭の歪みに気づいたのは生後2ヶ月目になった頃でした。
もともと吸引分娩だったため、頭の形が最初から少し歪んでいました。
歪み対策にドーナツ枕を使っていたこともあり、自然と治っていくだろうと思っていた私は、頭の形がさらに歪むとは夢にも思っていませんでした。
気づいた時はとてもショックでしたが、すぐに上記で説明したような対策を取りました。
それでもちゃんと治るか不安だったため、少し遠かったのですが
赤ちゃんの頭の形を見てくれる専門の外来にまで足を運びました。
病院では頭の歪み具合を測ってもらえて、改善方法も指導してくれます。
下の写真のように寝かせてくださいと指導いただきました。
夜寝る時はこのような体勢にするよう指導されました
ヘルメット治療も検討していたのですが、私の息子は比較的軽度の歪みであったため、指導された改善方法で頭の形を矯正することにしました。
ヘルメット治療について
ヘルメット治療は生後3ヶ月から7ヶ月の間に開始することを推奨されています。
その頃が一番頭が成長し、矯正しやすいためです。
開始時期は早ければ早いほど効果があるので、
もし重度の歪みであると思う場合には、早めに通院し相談することをおすすめします。
ヘルメット治療は開始するとお風呂の時間を覗いた約23時間ずっと装着することになります。
お風呂の時間以外はずっとつけていることになるので、汗疹ができたり、赤ちゃんが嫌がったりと大変なことも多いようです。
1歳頃までで治療は完了することが多いので約半年ほど装着することになります。
ヘルメット治療は病院で行ったり、スターバンドという会社でスキャナーで赤ちゃんの頭を精密にスキャンし、専門のスタッフと相談しながら治療していくことも可能です。
どうしても不安であれば一度診察していただくと、
不安も取り除けますし、今後の方針も見えてくるかと思うのでおすすめです。
赤ちゃんの頭の形を矯正するおすすめの枕
赤ちゃんの頭の形を矯正する枕は色々発売されています。
ないよりもある方が断然いいかと思うので、
ご自身で赤ちゃんの向きを変えたりすることと合わせて使用していただくとより相乗効果が生まれて、矯正しやすいですよ。
ジェルトロン ベビー枕
ジェルトロンベビー枕は体圧を分散することができるため、
頭に掛かる負担を分散させることができるのでおすすめです。
目を離したスキに向き癖の方向に向いても、長時間でなければ影響はないでしょう。
天使のねむり
天使のねむりは赤ちゃん身体全体を傾けることができるため、
頑固な向き癖のある赤ちゃんでも矯正を促すことができます。
位置矯正可能なサポートクッションになっていますので、
お子さんが大きくなったときも、位置をずらして使用できおすすめです。
Adokoo ベビー枕
3ヶ月から3歳まで長期間使用することができ、コスパ的にも大変おすすめです。
我が家でも使用していますが、向き癖がなくなり、上を向いて寝るようになってくれています。
通気性もよく、体圧を分散させる素材を使用しているため、頭の形を矯正する手助けをしてくれるでしょう。
その他おすすめグッズ
ファルスカ ベッドインベッド
本来は寝返り防止に使用するグッズになりますが、
このベッドインベッドに付属しているクッションを上手く使って、
横向きに寝かせることが可能です。
我が家では大いに活躍してくれたので、寝返り防止にも役立つおすすめのグッズの一つです。
まとめ
・向き癖がつかないようにする
・生まれてすぐから気をつけてあげる
・寝る向きを毎回変えてあげる
・2歳頃まで注意する
・重度の場合は早めに病院に行く
いかがでしたか?
赤ちゃんの頭の形が歪んでいると心配だったり、自分を責めてしまったりしてしまいますが、色々矯正する方法はあります。
グッズを使用したり、毎日の頑張りで矯正していくことは可能ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。